第1回 横浜市立金沢動物園×カピバラさんレポート―その1―
2020年「カピバラさん15周年」コラボをおこなった横浜市金沢動物園で、カピバラの飼育係さんにとつげき取材♪
はじめまして。「とてててブログ」レポーターのみねむーです! これからカピバラさんにまつわるいろんなことをばば~んとレポートしていきます。
第1回目は、2020年にカピバラさんとコラボレーションを実施した金沢動物園をレポート! 金沢動物園には“カピバラ”が4匹住んでいるのですが、2020年はねずみ年&カピバラさんも15周年ということで、このコラボが実現されました。「金沢動物園」という名前ですが、所在地は神奈川県横浜市。京急金沢文庫駅からバスで10分ほどの丘の上にたたずむ、とてもステキな場所です。
こちらで“カピバラ”に「とてててブログ」開設のごあいさつをするとともに、飼育員さんから“カピバラ”と仲良くなるコツを教えていただこう、という寸法です。
めざすのは マップの「11番」です。
夏山坂上バス停から一番近い「夏山口」から入園します。
スタート地点で、すでに標高67m。ここから動物園までの間は、緑豊かな散歩道になっています。
かわいいアーチをくぐれば入口です。
その先には、大変メルヘンな世界がひろがっています。
なかよしトンネル。
「金色に輝く“カピバラ”像」 があったので、さっそくレポーターみねむーの相方カピバラさん「 かすてら 」と記念撮影しました。
なんとこの像、スタッフさんの手作りなんだとか。よく見ると、段ボールでつくられていることがわかります。
遠くを見つめる瞳がリアル!愛の深さに感動です…!
さて、“カピバラ”に会うために、なかよしトンネルを抜け、わくわく広場を抜け、急こう配をがんばって登ります。
くじけそうになりますが、左手には海が広がり、ステキな風が吹いてきます。
そして途中途中には、ゆかいなオブジェや
“カピバラ”の写真も飾られています。
気持ちよさそうにお湯を浴びている姿と、スイカを食べている姿。
カピバラさんと同じで、とても癒されます。そんなこんなでとててて…と坂を登っていくと、“カピバラ”がいるエリアに到着します。
ほのぼの広場。
たどり着く頃には冬でも額に汗が浮かびます。それでは、さっそくごあいさつしに行きましょう。
「はじめましてー!」
「…………」
カピバラさんと同じく、 のぼーん とした表情でお出迎えされました。こちらは ラザニア ちゃん。
飼育員さんが葉っぱを用意すると…
もっしゃもっしゃ と食べはじめます。
こっちの葉っぱもオツな味じゃない? ともりもり。
そんな彼女を、そうとう遠くから見ているのが…
ドングリさん と
コロコロさん
ドングリ コロコロ 兄弟は、当初ピクリとも動きませんでしたが…
しばらくすると近寄ってきて
みんなで仲良くもしゃもしゃタイムになりました!
よかったです。
ラザニアさん、ドングリさん、コロコロさん、
「とてててブログ」をなにとぞよろしくお願いいたします。
ごあいさつが完了したので、もうひとつの目的である“カピバラ”と仲良くなる方法を飼育員の おおうらさん から教えていただくことにしましょう。
おおうらさん。カピバラさんとホワイトさんのぬいぐるみとパシャリ。
――さっそくですが、私「飼育係のお兄さん」にあこがれておりまして…。“カピバラ”と仲良くなる方法をお聞きしたいんです!
おおうらさん:そうですか。それでは “カピバラ”仲間のみなさんに、とっておきの情報をお教えしましょう! まず“カピバラ”の好物は………「笹(ささ)」です。
――たしかにずっと食べてますね。
おおうらさん:金沢動物園では笹をあたえていますが、足りなくなったら園内の竹林から笹をとってきてあげることもあります。
ーーそんなに笹好きとは……ちなみに「カピバラさん」はリンゴが好物なんですが、ここの“カピバラ”たちもリンゴは食べますか?
おおうらさん: はい。夕飯にはリンゴや小松菜をあげています。また、夏にはスイカ、ハロウィンにはカボチャをあげることもあります。
ーーお風呂も好きですか?
おおうらさん:もちろん大好きです。“カピバラ”は温かい地域の水辺で暮らす動物なので、お風呂があるとぎゅうぎゅうとみんなで入ります。でも実は今日、ちょっとお湯がぬるいようで…なかなか浴びてくれないんです。
近づくけれど……
スーン…
おおうらさん:ごめんねラザちゃん。もうすぐパワフルな湯沸かし器がくるから、待っててね!
――あら…💦 温かいと入るものなのですか?
おおうらさん: はい、夏でもちょっと温かいお湯にはいりたがります。体温に近い温度が好きみたいです。お湯にあたると、汚れも取れ、毛並みも整うので、健康にもいいんです。
――なるほど。だからよく温泉に入っているカピバラさんは、毛並みがふわふわなんですね。
おおうらさん:そうかもしれませんね。
――ところで、仲良くなるコツですが…。ラザニアちゃんに比べて、ドングリコロコロ兄弟からさいしょ警戒されていたような気がします。なぜでしょうか?
↑警戒モードのどんぐりコロコロ
おおうらさん: “カピバラ”は草食動物なので、子どもたちがはしゃいだり、大きな音がすると、びっくりしてしまうんですよ。なので、一緒にカワイイ写真を撮りたいなあ、と思ってらっしゃる方は、少しの間しずかにして、姿勢を低くして近づくようにするといいと思います。
――その他に普段、おおうらさんが“カピバラ”と接する時、心がけていることはありますか?
おおうらさん: 飼育場に入るときは、小さな声で名前を呼びながら入口のドアを開けるようにしています。
――名前を呼ぶと反応してくれますか?
おおうらさん:そうですね、わかってくれますよ。“カピバラ”は鳴き声で家族や仲間とコミュニケーションをとるので、ぼくもそっと声を掛けて仲良くしているんですよ。
――あ! 今、鳴きましたか?「クルクルクル」って。
おおうらさん:鳴きましたね。“カピバラ”は「クルクルクル」とのどをならして、小さな声で鳴きます。
――わあ おおうらさん 鳴き真似もそっくりです。
おおうらさん:ふふふ。また遊びに来てくださいね。
飼育係のお兄さんのように優しいおおうらさんとお話できて大満足です。
このあと相方・ かすてら と“カピバラ”の記念撮影をしようとして悪戦苦闘していると、おおうらさんが「ラザニア―」「ドングリー」と優しく声かけしてカピバラを集めてくれました。(みんな呼ばれると、ちゃんと「キュルッ」とふりかえるんですよ♪)
ぎりぎり「つーしょっと(ピンぼけ)」をおさめました。おおうらさん、ありがとうございました。
こうして「“カピバラ”と飼育員さんに会いに行く」企画は無事終了。しかし、園内にはカピバラさんコラボパネルやオリジナルグッズがたくさんありました。コラボ期間は2020年いっぱいですが、グッズは在庫があるかぎり継続販売されるそうです。ショップのすてきなお姉さんともお話できたので、次回は 「金沢動物園の2020年カピバラさんコラボの様子」 をレポートします!
それではまた次回ー♪
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金沢自然公園 金沢動物園
住所:〒236-0042 横浜市金沢区釜利谷東5-15-1
公式サイト:
http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/kanazawa/
※開園時刻・入館料等は公式サイトでご確認ください
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